chosu-pampa58歳

 フランス語では、「私は58歳です」を「私は58年を持っている」と表現する。

 chosu-pampaは30年間を、chosu-manmaと共に持って昨日誕生日を迎えた。知り合ってからは、42年にもなる。

 ごほごほと咳をしながら、駅からの坂道を自転車を押して歩いて、帰宅。貧しい食卓だが、誕生日を祝ってchosu-pampaの好物のチャーハン。
 温野菜のサラダに、えのきのお吸い物。そして、さつまいもと干し葡萄入りの蒸しパンのでかでかケーキ。58と書いた旗も立てた。
 生クリームでデコレーションしたズポンジケーキにしようとしたが、ありゃりゃ、早くから買ってあった生クリームはもう期限切れ!

 これはまずい。捨てるには惜しいので、牛乳と合わせて温めて、パンナコッタにした。冷やしてから、缶詰の黄桃をスライスして飾った。

 このところ、喘息の発作がずっと出ているのに苦しみながらも、1日も休まず遠い道のりを通って、働いているchosu-pampa。ありがとう。

 早番の時は、そっと妻の布団をかけて静かに出勤。じっと妻のあほうな寝顔を見てから出発するときもある。ごめん。
 日勤の時も、ぐうぐうと熟睡していることもあったね。ごめん。

 chosu-manmaの奴隷として働いてくれるか、と尋ねると「マイプレジャー」と応えるchosu-pampaだった。