散歩

 chosuが就職できるようにと、お参りに行く。さつまいも掘りのおじさん、真っ白いシェパ―ドを散歩させているご夫婦、秘密基地に小さなテントを立てようとして、それを注意され、撤収している小学生の3人の少年に出会った。

 帰りに、スーパーに寄ると、植え込みの雑草の中に、女郎蜘蛛を発見。白い玉をチュウチュウ吸っていた。これは糸でぐるぐる巻きにした獲物の体液を飲んでいるのだろう。嬉しくなって観察していたら、自転車のマダムがはあはあと入り口までの坂を二度も休みながら登って来た。素敵な竹で編んだカゴを前カゴに入れていたので、「素敵なカゴですね」と誉めると、「もう死んでいくのだから、新しいものを買わないで、古いものをずっと使っているの」とのこと。

 年をとると体が弱るわね。この間バスに乗ったら、顔半分が青あざの女性がいて、車中で意識を失い倒れて、怪我をしたのだそうよ。本当にその姿にショックを受けたわ。

 chosu-manmaも、気絶して正気を取り戻したとき、顔半分が真っ青になっていたらと、想像してぞくり。いや、正面で倒れていたら、鼻を骨折していたことだろうから、横でよかったなどと思うのだった。