貧友の衝撃

 4月26日 数年ぶりにBちゃんに会った。
 Bちゃんは、お惣菜のパートをしている年上の未亡人。一週間収入制限のため休みになったから、散歩していた。そしたら公園の北側に鈴蘭が群生していたと、画像を送信してくれた。
 chosu-manmaは嬉しくて、会いましょうということに。
 しかし、近所で会うつもりが彼女は「絵を見に行きたい」というので、では、電車に乗ってとデパートへ。ある素人達の展覧会を只でやっているので、見に行った。精一杯おしゃれして出かけたchosu-manmaにたいして、Bちゃんは貧乏丸出しのどすぐろい姿で、ノーメイク。髪は伸ばしっぱなしで、背中の真ん中くらいまで垂らしているのだった。薄毛なのに、・・・。ただし、chosu-manmaより健康で、はつらつとしているから若々しい。

 鑑賞した絵は素晴らしく、買った海鮮弁当もとてもおいしくて満足したが、帰って来てどっと疲れた。

 Bちゃんが、こどものように喋り続けていたからだ。彼女には3人のこどもがいるから、家族内で話していればそんなに他人に話さなくても良いだろうに。

 chosu-manmaが簡潔に要点だけを伝え、彼女に役立つ感動話だけを厳選して話していることに気づかないらしく、Bちゃんはほとんど途中で「私も同じ体験をした」とか、ちゃちゃを入れるのだった。最後まで話しを聴かない。

 ああ以前からそうだった、それなのに彼女が無事に暮らしているのかと心配してしまうchosu-manma。それについては、ノーコメントのB。しかし以前より太っていて元気そうだったから、子どもたちも皆元気に違いないと察した。

 こちらは、彼女の話を最後まで聞いた。ひとつひとつが無意味で不毛な内容だった。

 もう、Bちゃんの誘いには乗らないでおこう。しかし、別れる時「また会いましょう」と挨拶して握手してしまう・・・傷だらけの天使なのか、あほな偽善者なのか。
chosu-manmaは!役者やのう!やくちじ先輩を思い出した。