ちょス飯の映画評

 『ゴースト ニューヨークの幻』  ★★★★☆

ゴースト/ニューヨークの幻(吹替版) [VHS]

ゴースト/ニューヨークの幻(吹替版) [VHS]

 死んでも、愛する人を守りたいというファンタジーラブストーリー。
 ヒロインのデミ・ムーアは、涙するばかりで可愛いけれど、恋人役のサム(パトリック・スエイジの顔は、あまりかっこよくない。そこで、マイナス1。
 霊媒師役のウーピー・ゴールドバーグが、その風貌と豊かな表情で、はまり役だった。

 本当に、死んだ人の魂がこの世に残ることはあるのだろうか。そして、愛する人の危機を救うことは。

 悪人は、見事に成敗されたが、死者はこの世には二度と帰ってこない。

 もしかしたら空気中に無念な思いを残して漂う霊たちがいっぱいいて、私達を励まし勇気づけ、あるいは懲らしめているのかも知れない。

 地下鉄幽霊のおっさんは、霊なのだが物を動かす念動力を持っていた。恨みつらみ憎しみが、物を動かすほどの力を持つとは。これが、エンターティメントだ。