このような事件が日本でも起きるとは

 9人もの人の頭部が、座間市小田急沿線の白井容疑者のアパートから発見されたという。とても信じられない。
 
 今朝のワイドショーでは、大量殺人が8月末から始まったと報じていた。
 しかし、わずか2ヶ月の間に9人もの人に次々と性的暴行をして金品を奪った上で、殺しては風呂場で解体する、そしてゴミとして人の体の肉片や内臓をどんどん捨てるということが、果たして彼ひとりでできるのだろうか。
 彼には、哀れみや良心の呵責というものは、ないのだろうか。ある日突然、無くなったのか。あるいは彼なりに抑えてきたものが、一気に暴発したのか。
 もし、仲間がいて複数の犯行だとしたら、恐ろしくなって反対する者もいただろうし、逃げ出して誰かにこの犯行を話すものも必ず出てくる。バレるのも早いはずだ。

 いくら自殺を志願している人だからと言っても、殺してほしいとまでは望まなかったはずだ。よしんばその人から殺人を依頼されたとしても、自殺幇助は刑罰の対象となる。

 自殺したくても、それをネット上で公言したり「一緒に死んでくれ」とは。そのようなことを軽々とできてしまう人達。その存在も
 にわかに信じがたい。しかし、被害者がどういう人達だったか、その人物を特定するのは容易ではないだろう。

 合掌。

 クーラーボックスの中に、コレクションのように入れられていた切断された頭部。想像を絶する景色だが、彼らの無念がやっとはらされようとしている、そう思いたい。