国連で現地時間7日核兵器禁止条約が採択された

 しかし、核所有国は当然反対。わが日本も核の傘に守られているから、採択に不参加となった。

 持っている国は、これを廃絶したら持っている国に従わせられる。気に食わなければ、いつでも核攻撃をされてしまうからという理由からなのだろうか。

 いっせいのせ、で一度に地球上の核兵器を無くすことはできないものだろうか。いや、ゆっくりでも良い。
 しかし、一度作った「守り神」を廃棄するには、信者への説得が一番難しい。そして、安全に廃棄するための技術も金も危険もともなう。

 折しも、北朝鮮はいよいよICBMの実験に成功した。核搭載も近い将来実現させるという。アメリカまで撃ち込まなくても、近隣諸国にいつでも攻撃可能であると脅しをかけられることとなった。
 
 広島、長崎で被爆した人々の受けた苦しみを訴え続けてきた語り部の人々は、遂にこの日が来たと喜んだ。chosu-manmaも喜びたい。
 しかし、・・・。SF映画猿の惑星』の中で、人間に変わって地球を支配している猿達が教会に、神として「核弾頭」を祀っていたことを、思い出した。
 「猿と人間は違う」、とあの映画は言いたかったのだと思う。