藤井聡太くんに、応援

 中学生でプロ棋士になったというだけで快挙なのに、29連勝という大記録を打ち立て、そして、遂ににらみ王子と急遽あだ名をつけられた佐々木勇気四段に土を付けられた、藤井聡太くん。
 彼は、子供の頃のように負けたからと言って、泣きじゃくらなかった。

 「すおうですねい」と。落ち着き払って敗戦の弁を静かに語るのだった。
 一敗してからの、中内功7段との6日の対局がどうなったか、ヒヤヒヤしていたが翌日ネットニュースで、彼がまた勝ったことを知った。実に12時間余の闘いだったそうだ。

 折しも、九州の方では大変な豪雨と土砂崩れで、被災された人々のニュースが流れていたこの3日間。将棋の報道どころでは無い状況だったが、・・・。