久しぶりのサイクリング

 先月27日バス停で三つだけ離れた、農協直売所へchosu-pampaと自転車で出かけた。喘息の発作がやや治まってきたchosu-pampa。
 川沿いに自転車をこぐと、風がさわやかで気持ちいい。
 店に到着して、早速イタリアンジェラート(くるみ)と(ラムレーズン)をふたりで分け合って食べて、ゴーヤの苗を買った。日よけにしようと、早く苗を買いに行きたかったが、ふたりとも体調が悪くて行けなかったのだ。

 丁度、この日は鮮魚を売る日だったので、朝取ったばかりだという鯖を漁師さんから二尾300円で買い求めた。料理する前に、ささっと鶴太郎さんの真似をして、写生した。背の海の色の紺色に波の模様があるのが、にくい!腹側の虹色に光る皮も、なんと美しい。
 
 さて。まな板にのせて首を落とすと、ありゃりゃ。内臓から二匹のイワシが。もう片方からは少し消化されたイカが。二尾とも食事してすぐに人間に捕獲されたらしい。
 これは、ゴミとして捨てるにしのびない。頭や内蔵などあらをグツグツ煮て、人目につかない雑草の生い茂るところへ置いておくことにした。野良猫に餌をやってはいけないが・・・。猫ちゃんが食べなかったとしても、いずれ草木の栄養になってくれるだろう。
 大きな海の中で鯖は、色々な生き物を食べて育ち、そのうちのあるものたちは、あるとき人間に捕まえられて、人間の餌となってくれるのだ。
 
 鯖からはおびただしい血が流れた。気持ち悪くて臭い。しかし、この生き血を私達は食べて、自分の血液に変えて、活かしてもらう。

 イワシといかと鯖さんに合掌。いただきます。