稀勢の里に拍手、照ノ富士にもエールを
大相撲春場所千秋楽(26日)で照ノ富士と対戦するとき、まさか利き腕の左手が使えない状態で、稀勢の里は照ノ富士に勝てるとは、思わなかった。
涙涙。
負けてもいいし、休場しても良いのに、と日本国民は誰しも思っていただろう。
ところが、優勝決定戦で再び、稀勢の里は照ノ富士を下したのである。思わず手を叩いて喜んだchosu-manma。
しかし、今まで、大相撲を支えてきてくれたモンゴル人の力士たちに感謝したい。正々堂々と戦って敗れた、照ノ富士。彼のキョトンとした表情がいい。
勝つものがいれば、必ず負けるものがいる。互いの力を出し切って、そして勝負はついたが・・・。負けるもののお陰で勝てるのだから。敗者を讃えたい。
モンゴル人や外国人力士たちの今日までの、活躍有りてこそ、この日の逆転劇は起きたのだ。日本人横綱が横綱になって初めての場所で優勝するのは、実に、貴乃花以来、22年ぶりだという。
どうか、怪我を治して、のんびりしてほしい。全力で戦うからこそ怪我はつきものなのだろうが、どうか気をつけて、稀勢の里。
chosu-manmaは、モンゴル人力士が優勝したら、モンゴルの国家を斉唱してもいいなあと思う。他国の力士の栄誉を讃えてもいいじゃないか。