若冲展へ

 12日、かねてからの予定通り、2連休の最初の日のchosu-pampaと一緒にどうしても若冲の絵を見に上野の美術館へ行きたくて、10日、整形外科でアキレス腱の腱にずぶりとステロイドを注射して、痛みを止めてもらった。医師は反対したが、どうしても行きたい。痛みがいつまで停まっていてくれるかは分からないと医師はそっけなかった。
 注射直後は、あまりの痛さに片足けんけんで歩かねばならぬほどだった。その直後のリハビリも大変だった。
 しかし今日は絵を習いに行って、アラ不思議。何ヶ月も苦しめられてきた痛みのない日がやって来た。

 嬉しい、痛みがないとはこういうことか。膝は無論痛むが、バンテリンサポーターで保護しているから、だいじょうぶだあ!杖なしで大丈夫だった。

 デッサンは難しかった。鉛筆の濃淡だけで、モチーフに当る光の明暗を画き分けるなんて。しかし、先輩方は、あまり熱心ではなくマッチ箱などを描いたりしていた。chosu-manmaは愚直にも、持ち物 立方体、円柱とあったので、100円ショップで立方体の木材を買って持って行った。誰も、そんなの描いてないヤンけ!!

 そして、今日は力作のD紙を印刷して、友人宅へ発送した。熊本のこと、亡くなった三津子のこと、結婚記念日のことなどを描いた。両面コピーの紙面を初めて作り、大木の中から顔を出すchosu-manmaの写真を裏面にコピーした。

 絵を習っている会場は公共施設なので、コピー代が安くて助かった。A3のカラーが50円だった。

 ボランティア商品を売るお店の人に、両替を頼むとコインが無いという。コピー機が作動しているのに、このコピー機は1000円札が使えないものだった。さあ、どうするどうする?

 一発逆転の方法を、chosu-manmaはひらめいた。そうだ、自動販売機でお釣りを出そうと。3000円で130円の飲料を3本それぞれ買って、コインを作った。

 chosu-manmaは、お店の人に無理を言って悪かったと、服やおもちゃを買った。そして、自信作の水彩画を見てもらった。お店の人は、上手いとほめてくれて、スマホに撮ったりするのだった。パン画家になれるかも?

 だが、chosu-pampaは、喘息が悪化しており、「混んでいるみたいだし、明日は止めようか」などと断ろうとする。ひとりで行くからいいよというと、彼はしょんぼりするのだった。