何度読んでも

 『うしおととら』26、27巻は凄い。

 うしおがヒーロー過ぎる。

 うしおがとら(妖怪)とともに、周りの人々を自己犠牲もいとわず救いまくる物語の終盤の初めの山場だが、この巻ではとくに、命を捨てても愛する少女を守ろうとする。

 燃え滾る鉄のどろどろの溶液に飛び込むという場面は、いくらなんでもあり得ない設定ではあるが、これぞ少年漫画。この大迫力はどうだい。

 chosuは何度も読み返しているのに、今回も泣けたそうだ。

 ああいやだ。塩をまかれたらどうしようなどと、心細かったが夜7時45分頃、chosu-manmaは、勇気を振り絞って最後のご奉公に飛び出していった。
 犬のように、chosu-pampaは付いて来てくれた。

 すると、諦めていたのに5分の3の成果があった。嬉しくて、嬉しくて、chosu-pampaに跳び付きたくなった。

 亡き父の遺影に、お経を上げて頼んだのが利いたのだろうか。
たとえ、はした金にしかならぬとしても、愚直に、最後まで依頼されたことを精一杯果たした。任務を全うできたのだ、自分に乾杯!!

 明日、結果を持って行く。ミスした分は言わんとこうかな。