力を振り絞る姿

 だと感じるのは、見ている側だけなのか。
 100cmくらいの長さしか育たなかった、葉も小さく少ない枚数しかない。ひょろひょろのヨルガオが最後の花を咲かせ、数日前に咲いた一番大きい花の種子を懸命に大きくさせている。
 ように見える。

 植物は、一所懸命ということは考えない。ただ、あるがままの環境の変化をそのまま受け入れて、発芽して枯れるまでを繰り返しているだけ。

 だが、愛おしいではないか、こんなひょろひょろで。

 びんちゃんにもらったゴムの木の受け皿に水が一杯入っていた。chosu-pampaが気付き、一度捨てたほうが良い、と重い重い鉢を上げてくれた。

 毎日父の遺影にお供えしているお水を、彼にかけていた。水遣りは乾いてからかけるようにしなければならなかったのに。無造作なchosu-manma。

 どうも、葉の元気がないと思っていた。ごめんね。どうか根腐れせず回復してほしい。