ばあさん元気

 ①伯母88才の祝賀会
 子供達は、皆母親思い。母を囲んで孫もひ孫もあいつどい、ささやかなご馳走に舌鼓。姪でただひとり参加したchosu-manmaもニコニコだ。
 最寄り駅へ迎えに来てくれたいとこ一家には参ったが・・・。彼らは祝賀会場への道が分からず、前もって地図で確かめず、ナビにも載ってないからと迷いに迷って、30分以上遅刻。

 だが、短時間でも楽しい楽しいひと時を皆と過ごせて幸せ。

 ②母のアパートへ

会のあと、薔薇庭園を案内してもらい、夫の友人の店に顔を出してから、準禁治産者となってしまった弟が必死の思いで、捜して借りたアパートへ。

 わが家より、ずっと広くて快適。2階建ての上下が自宅というメゾネットのアパートの東端。

 母は、元気でいた。頑張って朝夕歩行訓練もやっていた。
しかし、アパートが気に入らず、弟を責めているようだ。嫁と仲良く暮らせば、ここに住まなくても良いのに。

 部屋の掃除をして、カーペット、掃除用品、食器など不足しているものを買ってきて上げたら、持ち金が1000円になってしまった。

 母は、何を買っても「そんなものは要らない。」と言う。当然プレゼントのつもりだったが・・・。

 chosu-manmaは、一度も、彼女に生活が苦しいから援助して欲しいと言ったことがない。まして、ネコババしたこともない。

 無念だ。弟に、chosu-manmaが一万円渡したら、お釣りを返さなかった、と言ったそうだ。

 彼女のために、今回も掃除をしたり話し相手になったり、・・・何万円もの価値ある行いを、して来たつもりだが。

 私の作った料理は決して食べないし、孝行させてたまるか、ありがたがってたまるか、という彼女。

 心を傷つけるものは、遠ざけるしかない。

 仏の顔も三度。翌日現金書留で1万円を送金した。