還暦の夫の親友
60才になる春に、家を新築。奥さんの土地に建てたからか、アパート暮らしが好きだったからか、新築祝いに訪問した時、うつうつとしていた彼が、
ギターを持って、午前10時わが家近くの「ラッパの丘」公園へやって来た。社長業から解放されて帰宅すると、毎晩青春時代の歌を、練習しているのだという。
高校生の頃、大分弾けたのだろう。すぐ勘を取り戻してなかなかの腕前だ。chosu-pampaが、サックスを3年前から習っていても、全然うまくなれないのとは対照的。
楽譜が送られてきた。サントリーウイスキーのCMソング。「夜が来る」
22日公園で会う約束をしてから、chosu-pampaも仕事から帰ってから指練習はしていたのだが・・・。
観測者として、chosu-manmaは、1時間後に握り飯を持ってギターも背負ってラッパの丘へ向かった。
ふたりの名演奏の動画を撮り、「もう少し練習するように」とお叱りを受けた。
6年前まで3年間ヤマハ音楽教室で習っていたのに、Gがどこを押さえるのだったか、覚えていないこの「ていたらく」。
嬉しそうな、かっこいい彼に負けたくない。ギターの練習を始めようと思った。