謝りのメール
彼から、この二ヶ月入退院や介護認定の書類、母に見舞いなどで大変だったので、以前の態度は悪かった。だが、事業の失敗により母の病気が悪化したので、自分が責任を負う。
母が死ぬまで面倒をみる、死んだら自由になれるといつも彼は悲しいことを言う。
自分が悪かった、が口癖だが、こちらは一度も責めたこともないし、そう思っていないのに、「そう思っているだろう」と決め付けて、自己弁護ばかりくどくどと書いてあった。
こちらの尋ねたことには、一切答えていない。
自分の親に、「早く死んでくれ」、と思いながら暮らすのはどうだろう。離れて暮らしても良いのに。
実際は、料理も洗濯も手足の不自由な母が、彼のためにやっているのに。
会社の倒産は、ごくありふれた話。どんな逆境にあっても、死ぬまでは生きていかねばならない。
どうか心を落ち着けて、穏やかに。
現況を受容して、次善の策を練っていってほしい。
借りた金は返さねばならない。返せなければ、抵当物件を物納しなければならない。だが、命まで取られるわけではないぞ。
心気一転、どつぼにはまってトッピンシャンだ!!