まいった

病院を替えて新しい医師に診察してもらった。昨日は整形外科。今日は内科。どちらも、初診時とは別の医師。

 今日の医師は素っ頓狂なことを言った。
 「何故この病院が良いと思ったのか。この病院より、前の病院で診てもらったほうが良いと。今までの病歴が蓄積されているから」と。
 非常に冷淡な態度なのだった。

 「ええっ」と声を出しそうになたが・・・
 「前の病院では、主治医に対する不信感があり、こちらへ参りました。研究センターもあるということで」と答えると、研究は顕微鏡下のことで、外来患者への応用は一切無い、どの病院も当世で一番良いと思われる治療をしていると、彼は教えてくれた。

 「それは、知りませんでした。」
 また、「当院では認めていない危険な薬を前の病院ではもらっていたようだが、ここでは出せない」、と。

 病院ごとに、どの薬は処方しないなどということがあろうとは。厚生省が認可している薬も、ここでは「危険」なのか!!

 別に同じ薬をもらいたいとは思わないし、医師の判断を受けに来ているのに。
 確かに前の医師はこちらが不調を訴えた時、診察もしないのに、患者の言だけでじゃんじゃん薬を処方してくれていたのは事実。
 もしかしたら、過剰に薬を飲まされていたかもしれない。これは、やはり病院を替えて良かったこと。
 病院は替わらず、担当医師を替えてもらえば良かったのだ、とその医師。

 医者は医者をかばう。確かにその先生のいう通りだが・・・。患者には、どの病院で治療を受けるか選択の自由がある。

 前回初診のとき「一番空いている先生をお願いします」と確かに言ったchosu-manmaだった。彼女の不人気理由が、すぐ分かった。

 がちょーーーん。まいった。

 だが、患者と医師は対等どころか、こちらが彼らを養っている立場。仁のない医師になど、負けないぞ。