ちょス飯の映画評
「妖星ゴラス」 ★★★☆☆ ネタバレ注意
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2004/02/27
- メディア: DVD
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これは、巨大惑星が地球に向かっているというもので、なんと地球の軌道を変えて衝突を避けるというものだった。南極にロケットの噴射口の筒を付けて、地球自体をロケットにするという。
若き日の「井出隊員」など往年のスターが勢ぞろい。大人向けのパニックSF映画だ。ペギラのような怪獣が、突貫工事を邪魔するが・・・有無を言わさず、レーザー光線のようなものであっけなく殺されてしまった。
世界中の人類が、団結して最良の対策を検討し危機を回避する。敵対している場合じゃない、力を合わせよう。
円谷英二の特撮も、多分世界初の映像だろう。大都市の破壊、大洪水場面を模型で作り迫真のものとしている。
確かに、パシフィック・リムにも踏襲されていた場面があった。
ただ、月がゴラスに呑みこまれちゃったし、軌道をずらされた地球はその後、どうもなかったのかな。お茶目なので、マイナス2星。
この映画の舞台は1982年の地球。宇宙船はやぶさ一号は、潜水艦のような潜望鏡を使ってゴラスを観察しいるので、大笑いしてしまった。テレビ電話はあるが受話器を使用。
戦後間もない頃、20数年後に既に人類は宇宙へ飛び出していると想像した本多監督。
脱帽