ちょス飯の読書日記

 『永山則夫』「人と思考の軌跡」ある表現者の使命
 細見和之 著 河出ブックス ★☆☆☆☆
 永山の著作評論。自伝的な『無知の涙』『捨て子ごっこ』『木橋』などを読んでみたくなった。まだ、大長編小説『華』を書きかけのとき、彼は死刑になった。支援者としては救いたかっただろう。だが、この評論は、あまり面白い分析ではなかった。分かりにくい。
 寺山修司も母とかなり葛藤があったことは、初めて知った。
 やはり、自分で永山の作品を読んでみよう。
 
 誰かの感想を聞いてもしょうがない。