ちょス飯の読書日記

 『らじかるエレメンツ』  ★★★☆☆

らじかるエレメンツ (GA文庫)

らじかるエレメンツ (GA文庫)

 白鳥士郎デヴュー作。化学実験部の放課後の物語。登場人物が、あまりにも型にはまりすぎで、リアル感がない。
 部員はツンデレ美女、腐女子(金持ち)、病弱、筋肉男、ごく普通にいい奴の主人公部長。彼の幼なじみの美少女。彼女が生徒会長で、この部を取り潰そうとする。
 最後は、スポーツちゃんばらの世界大会決戦となるが・・・これがあまりにローカルでおかしい。
 岐阜県の田舎の高校から、名古屋市千種区の小さい体育館で行われるのだ。闘いが超面白い。
 中日新聞社が「中目新聞社」として出てくるのが、おかしかった。