学友からの手紙

　一昨日返事を書いた。

　語学教室の隣席だった、未亡人(76)からの手紙に、いつも彼女が電話で話すことがそのまま書かれている。

　ひとりは寂しい、遊びに来てと。

　行くのに時間は2時間半、交通費は2000円以上かかるところに住んでいて、来いとは。残念ながら、あなたには、優秀なお子さんもおられるし、お友達を頼ってほしいと書く。
　生活保護世帯以下の生活を、ずっとしているchosu一家。

　あなたには資産もあり、自分で歩ける。なんと恵まれておられることか。

　心の寂しさは自分で飼いならすしかない。それより、貧困でないことを喜んでほしい。

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　だが、追伸に
　語学教室の会場にある、喫茶店へいらっしゃいませんかと書いた。そこでお会いしましょう。と。

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　リア王が荒野を道化と一緒にさまよっていたが、われわれ庶民は自分の心に道化を持たねばならない。