8〜11日のこと

 11日 雨
 メンタルクリニックへ、『社会不安』の本を返しに行く。chosuにまさに一致する症状と対策が分かりやすく書いてある。肝心の当人は読まないが、manmaはしっかり読んだ。
 どうか、働ける人間になってほしいものだ。
 家では、家事をしっかりこなしママに絶対の愛情を示すchosu。

 このままシュフとなり、パートナーに働いてもらえばいいかなあ。

 けれどそのためには洞穴を出て、伴侶を狩りに行かねば・・・マンモスを皆で力を合わせて、倒し屠らねば肉を山分けしてもらえぬ。
 老母に食べさせられないんだよ!

 10日 小雨
 伊勢丹へchosu-pampaと行き、「銀座・若松」でうどんとあんみつのセットで二人の銀婚式を祝う。chosu-pampaが、月一万円のおこずかいからドーンと支払った。
 また、灰色の淡水バロックパールと黒蝶貝真珠とスモーキークォーツのネックレスを買ってくれた。しかしたった1500円だったので、ショーケースの中の1万円の真珠の指輪も追加要求。「えっ。一個でいいじゃない。」とほざくので、「馬鹿もーーーん、銀婚式のお祝いのプレゼント代は25万円でも安いぜー」と言いたかった。ニコニコと低姿勢の店員の手前、むき出しには言わなかった。

 はははは嬉しい。

 生活に不必要なものって、心が豊かじゃないと買えない。

 chosu-manmaも彼に何かプレゼントをしよう。

 9日 くもり
 自転車で坂道を上り、隣町のコーヒー屋へ。本日のコーヒー「ニカラグア」とソフトクリームで乾杯!
 chosu-pampaとお気に入りのお店で、銀婚式デイト。
 帰り道で、どぶ鼠の死体をつついている小学達に会う。「これこれ、ばい菌がつくとだめだよ。手で触ったらいけない。」chosu-manmaは、小学校のすぐ近くの歩道で、腹をぱくりと割られて死んでいたドブネズミの親分を捨て置けない。
 木切れで、梨畑の片隅に穴を掘り、chosu-pampaに命じて、携帯していたレジ袋を手袋代わりに、親分を持ち上げて運ばせて土に還した。
 土をかけて枯葉で覆い「天国にいけますように」と合掌。すると子ども達も手を合わせている。
 「これは、リスか」と言う子。「お腹の中に蛇がいる」と言う子。尻尾も蛇だと言う子もいる。もう、腐臭が強くなっていた。
 優しいchosu-pampaは、死体にも優しい。

 ゴーヤーの葉でベランダのカーテンを作ろうと、ホームセンターへ寄ったが、メモしてから、また出直すことにした。
 
 ドブネズミの親分・・・彼は20cm以上はあった。あれだけ大きいということは、長生きしたのだな。彼をはぐくむ餌が、このあたりには、まだ充分あるのだ。
 彼らを捕食する、蛇や猛禽類も生息しているに違いない。

 20年ぶりに、ドブネズミを見た。

 8日 晴れ
 NHKマイル。予想できず。
 なんと、人気順で来た。
 グランプリボスが勝った。ウイリアムズは、偉大な馬に乗せてもらえたと勝利の喜びを、素直に話した。chosu-manmaは、日本人騎手にタイトルを獲らせたいといつも思う。

 スーちゃんの追悼ドラマを見る。(9日)
 素直で、一生懸命な演技。もうこのときは、癌との闘いが始まっていたはず。
 生きている一日一日、仕事の一つ一つを彼女は、いとおしんでやり遂げてきたのか。