またまた地震

 今日も、大きな余震が福島浜通りであった。ここでも何度も揺れている。
ああ、どうか地下の大なまずよ、怒りを鎮めてほしい。もう、人間どもを許しておくれ。

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 この時期に送るのはどうか、とchosuが言う。放射能汚染を恐れて食べられないのでは、と。いやいや、彼女は農学博士、科学者でもある。インターネットやニュースを通じて、正しい情報を理解しているはずだもん。
 けれど・・・・チュニジアに住む友にどうしても食べさせたくて・・・彼女の故国タイの食材やライスペーパー、タイカレー、トムヤムクンの素、カップラーメンなどを梱包し、郵便局より船便で送る。
 どうか無事に届いてほしい。

 混乱の続く国から「あなたの励ましにお礼の言葉を書くことが出来ないほど励まされた」そして、「今は来てはいけない、警察が機能していない。けれど自分たちは元気でやっている。花見を楽しんでほしい」、と手紙をくれた。
 十数年故国に帰っていないという。日本に売っているタイからの輸入食糧。どうか、懐かしい味を食べて元気になって、困難な情況を乗り越えてほしい。

 ガビーン。一番安い船便で頼んだのだが、送料に3350円。中身が6000円。約一万円の大出費となってしまった。もし届かなくても、補償はされないという。返送には、その分の送料が必要とのこと。迷わず、もし届かなければ「廃棄」に〇を付けた。

 10日
 スポーツジムで温泉に浸かる。風呂上りにマッサージチェアで指圧をしてもらい、持参した握り飯にかぶりついてお茶を飲み帰宅。
 途中、公園で東日本大震災のチャリティーコンサートをやっていたので百円寄付。当地出身のあまり有名でない歌手の方々が、演歌を歌い集金。
 お客があまりに少なく、しょぼかった。
 それより、カラオケ大会をやって素人に歌わせ、プロ歌手がヨイショして歌唱指導をしたらどうだろう。会場に人も集まるし客に飛び入り参加もさせればよい。
 出場者も、応援の家族・知人も喜んで寄付するはずだ。

 地震が起きても、原発から放射性物質が降っても桜は咲くのだな。桜は満開になり風に舞っていた。美しいが悲しい。

明日従妹のLちゃんと娘のPちゃんの誕生日なので、小さなお地蔵さんの絵の額と手芸セットを送る。シリコンで作るスイーツの材料を買って上げようと思ったが、これは自分のものにする。

 9日
 chosu-pampaが休みだけれど、chosu-manmaは、フランス語を習いに行く。
彼は、休日を一緒に過ごさないと悲しむ。けれど。チュニジアへいつか行く日のために、フランス語会話初級を学ぶことにしたのだ。
 教室には、50代から70代と思しき年寄り女性ばかりが集まった。男性はふたりのみ。先生も大分年寄りだが、てきぱきとしていていかす。頑張るぞっ
 午前中の授業を終えて、同じ建物の中にある食堂で日替わりランチを注文すると。たった600円で物凄く豪華で、しかもうまいので感激した。
 ハンバーグに粉ふき芋、ほうれん草のバターソテーに目玉焼き、大根の煮付け、白菜の酢漬け、具たくさんのコンソメスープとご飯、それにコーヒー。全部手作りの料理。あたたかくて嬉しい。

 8日
 『のだめカンタービレ』の再放送がやっている!
 既に4話まで、ツタヤで借りてきて見たけれど、テレビでchosu-pampaと一緒に見てまた同じところで笑った。ますみちゃんと大河内、裏軒の親父がいい味出している。
 
 chosu-pampaが、新しい携帯で友人のS君に電話をしたら彼の会社は、節電のため一週おきに勤務しているとのこと。給料は半額になるのかな。大変だーー。

 東京に住む従妹のTが毎日買った水で調理しているというので、水2ℓ入りのペットボトルを2本と缶詰などを送る。
 入れ違いのように故郷に住むJ君から、トイレットペーパーがどかんと1箱送られてきた。ありがたし。かたじけなし。

 7日
 弟より、沖縄土産の赤土で出来たシーサー一対と救援の食糧がたくさん届く。
 お裾分けで明日Tちゃんにも送ってあげよう。
 朝10時、Tちゃんのために近くのスーパーへ水を買いに行く。すると、かつての同僚に会えた。16日お花見に行こう、と誘われる。

 飾っていた桃の花が開き喜んでいたら、目の良いchosuが「ぎゃあ」と言う。
花びらの中から小さい桃色の幼虫が・・・・花の中からこんにちは。
 瓶に入れて飼う事にする。