薄化粧咲き始める

 母にもらい実家からわが小人マンションのベランダに移籍して二年目「薄化粧」。3人娘の二人の姉さんが今年も咲き始めた。亡きМ叔父の名を付けた、コンテナの中で。
 嬉しや。寒い寒い冬の間に、蕾をじっくりふくらませたのだ。

 昨日、久しぶりにミシンを出して、小豆色のビニルコーティング生地で細長いバッグを作る。ミシンの縫い目がうまく揃わず裏向けてびっくり。糸が、もうもうでうじゃじゃけている。
 ぐっすん。何度も糸を切ったり引き抜き、再度縫ってやっと完成。
 取っ手は、鴇色(ときいろ)で皮製のお洒落な市販のものを使った。

 肩に下げると実にかっこいい!
 chosu-manmaが「どう?」と尋ねると「へんだ。」とchosu-pampa。けれど、彼はいつもへんなものを捜し、へんなものを気に入っているくせに。
 妻のへんな作品は、決して誉めぬ。