ちょス飯の映画評
『ミレニアム2・炎と戯れる女』 ★★★☆☆
- 出版社/メーカー: アミューズソフト
- 発売日: 2011/01/07
- メディア: DVD
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前作と異なり、ストックホルムが主な舞台。都市景観が素晴らしい。カフェや街並み、道路、電車、バス。 ミカエルを愛していると気ずき、彼から離れて行くリスベット。そして、殺人事件の容疑者として指名手配されている。ただ凶器の拳銃から指紋が出ただけで・・・。金髪の巨人は、原作からのイメージとはかなり違った。ミカエルも女にもてもての男のイメージと違う。ありきたりの中年おっさん、ここは残念。
リスベットは、ぴたり一致している。本の中から具現化してスクリーンの中にいた。
スエーデン人の演技は、極寒の地に暮らす人々だからか、喜怒哀楽の表情に変化が乏しく常に冷静なように見える。とくに、驚きの表情がとても小さい。
原作では死んだはずのリスベットが、地中から這い出しゾンビのように襲撃してくる姿に、金髪の巨人は物凄く恐怖したはずだが、映画ではその表情が出ていない。
Ⅰと同じく、長いストーリーを忠実に再現するあまり、はしょりすぎた感がある。