植物の体内時計

 昨日映画の後、久しぶりにchosu-pampaとイタリアンレストランでランチ。店へ向かう途中の道端の植え込みになんと、真っ赤な彼岸花が咲いていた。一株だけ。どうやってここに根付いたのだろうか。
 そして、きっちり彼岸の時期に開花するそのメカニズムに驚かされる。・・・・きっと彼女の中に体内時計があるに違いない。
 ある種のたんぱく質が、植物に時間の認識を持たせているという研究が既になされ実証されているそうだが・・・。
 J県に住む友人Iは、彼岸花の咲くころ結婚した。今から26前のこと。彼女は敬虔なプロテスタント信者で、四人の息子を産み、育て、貧しいながらもいつもはつらつと暮らしている。

 長男は、ダウン症で耳が聞こえないが、意思の疎通はできパン屋さんで働いている。Iは、パン屋さんの所長。地元の障がい者の働く場をその子らの親たちと作った。次男はダンサー、三男は看護士を目指し、オーストリアでの語学留学から帰ってきた四男は進路を模索中とのこと。ご主人は、ジョン・レノンのように主夫をしている。

 不思議なことに、気温の差や環境の違いがあるはずなのに、四国でもchosu-manma townでも、彼岸の時期に彼岸花が同時に開花する。Iちゃんもchosu-manmaと同時に
毎年この花を見ているのだ。