サンマ焼きびたし

 涼しくなるのを待ってchosu-pampaと散歩。久しぶりに丘に上り、夕焼けと蝉しぐれを味わう。
 帰途近くのスーパーで、出来合いのおかずを買うつもりだったのに、98円のサンマを見つけたchosu-pampaは「安い!」調理してと哀願。致し方なし。

 サンマの塩焼きが一番うまい。けれど、絶望的に臭いが抜けなくなる。今夜は、四等分して焼き醤油と酢のつけ汁に付ける「焼きびたし」。
 さつまいもとナスとピーマンも焼いて添える。

 まあまあの味。

 いつもchosu-pampaは、夕食の卓袱台に座ると、chosu-manmaの顔を見つめて笑う。しわしわに喜びを溢れさせる彼は休日にふたりで一虬に囲む食卓が、嬉しくてならない。妻を愛する幸せな男。98円のサンマの命に感謝。