うーん

 藤田和日郎御大の『月光条例』⑧⑨巻を読むが・・・・。ちょっとはちゃめちゃすぎて、どうも面白くない。童話の中の人物が日本社会に出できて暴れるのを、現代の高校生がやっつけるという内容だが・・・。

 御大がご幼少の頃、許せない「アンハッピー・エンド」だった物語を書き変えて自分の納得行くハッピー物語になさりたいのだそうだ。
 しかし、chosu-manmaは、哀しい物語をずっと覚えていて、これではいかん、こういう現実もあるのか、では自分はどうすべきかを考え、教えられて大人になった。決して「アンハッピー」は許されないことではないと思う。その物語から得る「負の重み」も、結局は豊かな心を育てる糧となるのだから。

 「呑舟」=鉢かづき姫が剣を呑み込む場面もエログロテスクだ。また、彼女が着物のまま頭を地面に付けて、ぐるぐる回転して足技で闘うのも頂けない。おOこが丸出しになってしまうではないか。下ばきを穿いているそうだが・・・。
 とくに、⑨巻で桃太郎が高校生たちを、首チョンパしてしまう場面はよくない。こどもの読み物で首が飛ばされるのは・・・・残虐すぎ。あとで、助けられ、生き還るのだろうが。・・・。やはり、御大のこれまでの作品どおり、「一度死んだら生き還れない」という鉄則を守り通していいと思う。いくらマンガでも、おとぎ話だとしても。

 午前中から午後三時くらいまで、Uちゃんの指輪などを作る。当初のデザイン通りにはできなかった。chosu-manmaの分も、トルコ石のペンダントが壊れたのでこれを指輪にした。プレスレットも作ってみた