油すましおすまし

 油すましが、昨日の食事会に不参加だったchosu-manmaに「明細票を受け取ったか?」とわざわざ今日の便所掃除の後、折りしも飛び散って便座の裏にこびりついていた糞を拭き取った便所雑巾を洗っているときに訊いた。「はあ、昨日受け取り、白板にお礼を書いておきましたが、ありがとうございました。」とchosu-manmaが答えると、すすすーっと離れて行った。
 
 「断固、会社側に職場の待遇改善を求める」などと言う気はさらさらない。この仕事がたのしくて仕様が無い、やる気まんまん。良くぞ雇ってくれました、と言いたいchosu-manma。
 けれど、会社側のいろいろな落ち度をこのままにしておいては、ずっと同じ待遇が固定化してしまうだろう。「こちらが指摘することで、労使双方がもっと理解しあえるし、また信頼を深めて、それにより士気を高めかつ効率を上げて、○ストアーをもっと清潔に出来るだろう。そのための、いろいろな妙案をシンデレラおばさんたちで、きっと出し合える。chosu-manmaには、このようなアイデアがある、賛同者を募り、会社側にやんわりと伝えたい」と手紙にまとめ昨日、食事会に参加する日勤の同僚おばさんに手渡したのだった。この件に関しては、油すましはスルーだった。