*岩明均先生ごめんなさい & **ちょス飯読書日記

*6日、タ−ミネ−タ−2のロボット警官が、寄生獣に出てくる人間の脳に寄生する「パラサイト」に似ているとchosu-pampaは、指摘したが『BSマンガ夜話』vol.3の233頁から次頁に視聴者からのファックスに同じ指摘があるという記事がありました。それに応えて岡田斗司夫氏があの映画の監督ジェイムス・キャメロンの方が真似をしたのだと発言。真偽は確かめられぬが、発表された時期は岩明先生の『寄生獣』の方が確かに先であった。人の頭が武器と化し戦うというのは、まったく氏の独自のアイデアですごい「絵」である。筆者以外誰も読んでいないchosu-manma日記だとしても、知ったかぶりで間違ったことは書きたくない。岩明氏の名誉を傷つけた気がする。反省しているchsu-manmaでした。私たち自身はタ−ミネ−タ−を3まで観てから『寄生獣』を読んだので、そう考えてしまった。

**さて、再読中の『コミック昭和史』第3巻に初年兵となった水木しげる青年の、とんちんかんな姿や古兵からのいじめられぶりが描かれているが。そのあまりの間抜けぶりに、笑えてくる。氏は思い出しながら、楽しんで描かれたのだろうか。14年ぶりに読んで鮮明に覚えていたシーンはこの場面。特別に初年兵だけに配られたパインの缶詰をひとりで食べようと物干し台に走って行き、缶切りがないことに「フハッ」と気づくが、取りに戻れば先輩に奪われるとばかりに「親指で缶に穴を開けて食べた」のだ!「食べたい」という衝動だけで、このような超能力を発揮なさるとは!その後平時に開けてみようと試みられたがやはり無理だったとか。水木氏の記憶力は異常ともいえる。計り知れぬ。そして、糞尿譚好きでありながら高潔で純粋な理性を兼ね備えておられる、というこのギャップ。
ありのままで、脱力していて、素直で、・・・・。この項続く