ちょス飯の映画評
『3度めの殺人』 ネタバレ注意 ★ゼロ
- 出版社/メーカー: アミューズ
- 発売日: 2018/03/07
- メディア: DVD
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何が真実なのか、さっぱりわからぬまま。
観客が想像してくれというのか。殺人犯は、自分が不幸な生い立ちだ、生まれてこなければ良かったというが、彼は世の悪人を滅ぼすヒーローなのではないか。しかし、この世では「殺人者」と判断されて絞首刑になるという、皮肉。
最後まで彼の娘は登場しなかったが、・・・。父親に虐待されていたという、娘の証言も映像がなく、証拠もない。裁判官は人の生命を自由にできる商売だというのが、結論なのか。「復讐するは我にあり。」と神はのたもうた。
人は人を裁けない。
はじめから最後まで薄暗く、重々しい画面ばかり。もっと救いのある落ちにしてほしかった。