痛い!

 ずっと左顎、歯の根の痛みに苦しんできたが、いよいよ頬が腫れてきた。一週間前から小さな湿疹ができてだんだん大きくなってきたので、皮膚炎かと思い、以前もらったステロイド剤を塗ったり、ムヒやオロナインを試していたが、一向に小さくならないので20日皮膚科へ行くと「これは、皮膚の炎症ではなく、歯から来ている可能性がある。すぐ口腔外科へ行きなさい」と言われた。化膿止めのクリームだけを処方してもらい、近くの病院へ飛び込んだ。昼食を食べてから、出かけて正解だった。

 すると、その病院は患者が少ないので、少し待っただけで診てもらえた。レントゲンとCTを撮影したものを見て、若い女医さんは「歯根の下の骨がすかすかになっている。二本歯を抜くことになるが、今回は痛み止めと抗生剤で、まず腫れを抑えましょう」という。
 膨らんでいる頬の内側を切開してでも、膿を抜いてもらいたかったが、・・・薬をもらって帰宅。

 痛みは多少減った。痛いということは生きている証拠。原因がわかったのだから、あとは治療すればきっと良くなる。長年の痛みとおさらばできるのだ。今までも、左顎の痛みを何度も歯科や口腔外科で訴えてきたのだが、そのときはレントゲンだけを見て、「悪くない」としか判定されなかった。

 抜歯は怖いが、痛みとおさらばできると信じたい。明日午前中、また受診する。午後は別の病院で、重症筋無力症になっていないか、検査だ。こちらは、別の日にしたいが、ずっと前からの予約でやっと取れたので、いかねばなるまい。昼過ぎになると、左目のまぶたが下がってきて、眠くてならない。握力も相当落ちていて、洗い物をよく落としてしまうので、眼科の医師が紹介状を書いてくれたのだ。

 絵手紙用の葉書を買いたいので、辛い治療もなんのそのだ。