ちょス飯の映画評
『ミスト』 ★☆☆☆☆
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2008/09/17
- メディア: DVD
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買い物を済ませて、レジに並んでいると一人の男が血相を変えてやってくる。霧はもうその時点でスーパーを取り囲んでいる。
「霧の中に化物がいるぞ!」
この化物がタコの触手だったり、蚊のでかいものだったり、プテラノドンみたいなものや大型の蜘蛛だったり凄まじい恐ろしさだったので、1★進呈。
大型スーパーに閉じ込められた、多くの客がどうやって無事に脱出するかというテーマなのかと思ったら、あにはからんや。
「最後の審判の時が来たのよ」と叫ぶ狂信的なユダヤ教徒の女性が、演説をぶち、徐々に不安で疑心暗鬼になっている人々の心を掴んでいく。日頃信仰を持たない人々までも、「聖書に書いてあるとおりだ」と。
遂に、彼女は生贄を選ぶ権利は私にあると叫びだす。
幼子を助けるために、父親は6人の仲間と脱出を図るが・・・。
このラストはあまりにもひどい。恐怖と人間の愚かさ、パニックだけが主題なのだろうか。見ないほうが良い映画。