ちょス飯のテレビドラマ時評
『海月姫』 ★★★★☆
漫画が原作だからか、テンポ良く進んだ。駅前の再開発は天水館が残ったことで、待ったがかかったのだろうか。
とくに、天水館住人たちのをたくブリが毎回おかしかった。レクサス命の要潤も。ただ、セリフが早口過ぎて、年寄り視聴者には聞き取れないものもあった。
最終回は唐突に、女装男子の蔵之介がニューヨークへ留学するというオチだったが、月美自らが挨拶のキスをしたところがかわいかった。
カイが急に会社をクビになり、秘書と恋人になっているのは話を端折りすぎ。
『きみが心に棲みついた』 ★★☆☆☆
最終回が良くなかった。こちらも漫画が原作だが、悪役の向井理は彼の新しい面を見せられたとは思うが、・・・。男女間、親子間の依存をテーマにしていたのか。
あまりにも辛い哀しい過去を持ち、人間性を無くしたかのような星名さんが、自殺を図るが、そこへきょどこが助けに行くのも、吉岡さんんがぎりぎりのところで命を救うのも、ちょっと不自然すぎた。
最後にきょどこが、星名ではなく吉岡を選び結婚する場面で終わったが、途中が一切描かれず残念。きょどこが星名と結婚してふたりで自立していくという物語だと予想していた。
漫画家役のムロツヨシは、はまり役でおかしかった。