ちょス飯の映画評
『華麗なるギャッツビー』 ★★★★☆
- 出版社/メーカー: CICビクター・ビデオ
- 発売日: 1993/02/22
- メディア: VHS
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貧しい生まれのギャッツビー(ロバート・レッドフォード)が、精一杯頑張って働いて大金持ちになる。連日金持ち男女を招待して馬鹿騒ぎのパーティーを開く。
それは、初恋の女性デイジーと再会するためなのだった。
彼女は既に、大金持ちと結婚して娘まで成しているのに。
しかし、本当にギャッツビーは、彼女を愛していたのだろうか。少なくとも彼女は彼を愛してはいなかった。そのラストが哀しい。故にマイナス1★
時間を巻き戻すことはできない。お金持ちを結婚相手として選んだ時点で、彼女の本性を、見ようとしなかったギャッツビー。自分の作った幻の理想の彼女に恋し続けていたのではないだろうか。
デイジー役のミア・ファローが憎くなった。下品で美しくもないし、バカ丸出しのパニック状態になる場面は、腹が立った。こんな女に、麗しきロバート様が、人生を賭けていたとは。
しかし、これは、彼女の演技力の素晴らしさを物語っているのだ。