小人マンションの掃除

 先日植栽の手入れをしたばかりなのに、4日共有廊下の洗浄をするとビラが配られた。3日前のこと。がびーーん。
 chosu-pampaは、あいにく出勤日。頼みのchosuは、寝ている時間。午前9時からとある。眼に汗をいれないようにと、看護師に何度も説明を受けて退院してきたのに!
 サボろうかどうしようかと迷う。

 しかし、誇り高きchosu-manmaは難題に立ち向かうのだった。つまり、ゴーグルを掛けて参加した。ヒップホップの少年のように頭に手ぬぐいを巻き、帽子をかぶり汗を滴らぬように注意しながら、箒がけ。
 皆、ゴーグルを普通のメガネだと思ったのか、誰もこのゴーグルの意味を問わないのだった。
 今回はいつもより大勢の男性住人が参加してくれたので、女性は掃き掃除で良いと指示された。昨年転入してきた高齢の母子とも挨拶ができ、しきりやのchosu-manmaはこの人は◯号室の誰さん、と母子に紹介し、母子たちも進んで自己紹介をしたので、住民の交流をするひとときを持てた。

 掃除をすると知らせても、決して参加しない人がいる。困る。しかし、誇り高い人たちは休まず、出て来る。掃除はめんどうで嫌な作業だが、皆の住居を清潔に保つためだ。
 
 思ったより、汗は出なかったので帰宅後、首から下にシャワーをして、眼を清浄綿で拭いた。

 きっと大丈夫だろう。一週間後、ゴーグルが取れたら、裸眼で散歩したい。
もう少しの辛抱だ。