半年振りの気管支炎

 すっかり衰えてしまった。
 9月26日風邪の引き初めだと思って、30年お世話になっているホームドクターのところへ行くと、レントゲンを撮られて、気管支だと判明。
 
 そのときは、喉の痛みだけで咳も痰も余り出なかったのに。

 まいった。どうしても絵画教室に行きたかったが、その日までには治らずかえって悪化してしまった。強い薬を出してもらったはずが、飲んでも効果なし。
 ずっと37度の熱が続いていた。だるくて苦しくて胸が痛いのだった。「安静にしなさい」とのことだったが、動きたくてもトイレに行く以外、何も出来ないしする気も起きない。

 30日二度目の通院で、点滴をうってもらい、「もうこれでもう治る」と喜んで帰宅した。
 薬も、もっと強い抗生剤が出された。

 しかし、体力が落ちたのか老化によるのか・・・。薬の効果がなかなか現われないのだった。
 まだまだ熱は続いていた。chosu-manmaは平熱が35度しかないので、7度の熱は苦しかった。

 横になっていても、洗濯と夕食だけは夫子のために必死に作った。

 彼らは、毎日真面目に働いて帰って来るから。
 
 ああ、しかしやっと昨日、寝ていてずっとしたかった窓枠の拭き掃除、床の雑巾崖、トイレ掃除をすることができた。

 夕飯の親子丼も、これは旨い味に仕上がった。

 もっと栄養をとって、病気になりにくい体にしていかねばならない。自分で自分を強くするのだ。貧困者には、医療費が重くのしかかる。

 快適に暮らすためには、もっと工夫しなければならない。努力も必要だ。なまけものの自分だが、子の病気になって、大いに反省した。

 chosu-pampaは、喘息でときどきごほごほしていたが、manmaの病原菌には感染しなかったようで有り難かった。

 ちょス飯のテレビ番組評
 『ドクターX』 第一期 1から3話  ★★★★☆

 『ドクターX』の再放送が始まり、初めてこの番組を見てみた。フリーランスの外科医とは、驚いた。
 しかも『プロジェクトX』のパロディで田口トモロヲがナレーションをしている。ヒロインミチコより、あわあわと慌てふためいている大病院の医師達、外科部長の段田 安則や事務長役の室井 滋さんがコミカルで可笑しくて、病気で苦しんでいたが、笑っているうちに元気が出てきた。

 超ミニスカートをはいたホステスのような格好で、絶対にミスをしない外科医とは。
 マンガのようなキャラクターだが、彼女の活躍により 現在の医療現場の痛烈な風刺をしている。彼女が、高級バッグを持ったり、クラブへ踊りに行ったり、金ほしさに働くという俗物であるのも愉快だ。米倉 涼子の美貌ありての脚本か、と思うくらいぴったりのキャスティングだと思う。
 未来の手術式というべき、新しい技術をミチコはやってのける。
 聴きなれない病気についての文字表示や説明もある。実際に今は不可能とされた方法でも今後は、より多くの患者が救われる一般的な手術方法となるのかもしれない。
 視聴者は大多数が弱い立場の患者達である。
 私達にとってミチコは、正義の味方のようだ。

 ただ、ミチコの表情がもう少し変化があると良いと思い、マイナス1★