やあ!

 春、台所の隅に使い忘れて転がっていた里芋から芽が出てきたので、ビー玉をいれたガラス瓶に水を入れて育てていたらどんどん葉を伸ばしてきた。このまま部屋の飾りにしたいと思ったが、chosu-pampaが植木鉢に植えてくれという。
   いも太郎は、ベランダの植木鉢畑で葉を増やして広げ、順調に育ってきたが、ある日一枚の葉に穴が一杯開いていることにびっくり。よく見ると、セスジスズメガの幼虫がちゃっかり暮している。これでは、他の葉も全部食べ尽くされてしまう。chosu-pampaは、ごめんよと彼をつまみあげて草むらに捨てた。数日前のこと
 それにしても、なんと素晴らしい模様!!
 蛾や蝶の幼虫の不気味さ、奇妙さに驚かされる。
 chosuが、幼稚園児だったころ、幼稚園の鳳仙花に付いていた黒い幼虫を持ち帰って、蛾になるまで観察したことがあった。近所の人に、頭を下げて鳳仙花をもらって食べさせたなあ。
 自宅でも慌てて鳳仙花を育てたが、川原へ行って同種の草をchosu-pampaが探してきたこともあった。
 小さな命を、家族で育ててあのときは、楽しかった。
 


 成虫が何なのか、どんな形になるか、まったく調べずにわくわくして成長を待っていたものだ。
 あの時以来のセスジスズメガの幼虫との再会だった。
 サトイモの葉も、食べるとは!!

 今朝、熱い朝。水を遣り朝顔を見上げると、あらまあアブラゼミが来ていた。寿命が尽きそうになると、何故か毎夏chosu-manmaの狭いベランダへ飛んでくる来客だ。

 一輪咲くまで、毎朝楽しみに待っていた朝顔たちが、いろいろな色の花の種を蒔いたのに、今年は何故か皆同色だった。青い花も白い花も、途中で枯れてしまったのだろうか。