蘇る松田優作
BS11チャンネルで大都会パート2が20日から始まった。
在りし日の石原裕次郎が、前作では新聞記者だったが2からは、警察医となっている。40年近く前の新宿、渋谷が映し出され、松田優作がオンワードの衣装でネクタイとスーツ姿で、コートをひらひらさせて、走りまわる。
脚本も、監督も素晴らしく、視聴者へのメッセージがありありとわかる作りだ。昔のドラマはひねりがなかった。第一作の犯人役は、中村雅俊の青春ドラマの生徒役だった人で、変態の強姦魔となっていたが、殴られ役、カーアクションも見事だった。
火曜日と水曜日に毎週松田優作が見られるとは。衛星放送代をNHKだけに払っているだけだが、嬉しい。都知事候補者に、NHKに受信料を払わない活動団体の人がいるが・・・。結構良い番組を作っているから、支払いは致し方ないと思う。
大都会は、ラストがぱっとちょん切られた形で終わる。その続きは、あなたが考えなさいというのか。想像しなければならない。
皆が、ぱかぱかとタバコを吸ってもうもうとした煙の中で、刑事が話し合っている。あの頃は、タバコの害は知られていなかったのだろうか。明日の第二話も楽しみだ。