7月6日 田んぼを見に行く

 かねてから、chosu-manmaが一緒に行こうと言うので、ものすごく暑い日だったが、彼の2連休初日に隣町へ出かけた。

 最寄り駅に付くと既に昼時だったので、まず最近できた商業施設を見物。沖縄フェアのコーナーで、彼の好きなサーターアンダギーを買い、カフェでランチ。

 バスに乗って二つ目の停留所で降りると、随分と田舎の風情。広々とした田んぼが見えた。

 彼が行きたかったのは、無農薬、有機栽培のお米を自ら生産してで日本酒を製造している小さな酒蔵だ。

 お店の会長まで出てきて、商品や会社のポリシーを語ってくれた。女子店員は、何度も試飲をさせてくれて、これがまた桃の香りがする、甘い味のお酒だった。

 すぐ裏には、雄町や山田錦を育てている田んぼ。一本買ってから、chosu-manmaたちは、農業用水や田んぼを観察して楽しんだ。

 おやおや、ギシギシが生えている。ヨモギも、ひるがおも・・・いろいろな草草の生えるあぜ道の向こうに、間を広く取った苗の列。

 chodu-pampaが、言った。田んぼのスケッチならしてみたいと。しかし、ぎらぎらする太陽の元で、長居はできない。殺人光線のように、火傷しそうな熱い熱を浴び続けていては、年寄りの体に毒だからだ。

 写真を撮って、持って行ったスケッチブックは白いままで帰って来た。

 しかし、いよいよ彼が絵を一枚でも描き始めてくれたなら。

 一攫千金の夢もまだ、諦めないぞ。彼の絵とchosu-manmaの人形屋おもちゃ、絵葉書などを、街角で売ろう!!