1月31日 水木しげるサンとのお別れ会

 京極 夏彦氏、荒俣 宏氏が祭壇の左手に立ち、妖怪ポストへ手紙を出そうとしている水木しげる先生のファンの行列を見守っておられた。

 chosu-pampaとmanma 夫妻も、無論持参した特大の手紙を入れた。おふたりと握手してもらい、嬉しかった。このような、一般の人々にもお別れの場を持ってくれて、有り難かった。

 祭壇は、微笑む先生のお顔の周りに彼に金霊(かなだま 大金)をもたらした悪魔君、鬼太郎、カッパの三平の絵が掲げられ、コケカキイキイが誕生した時の、一つ目の丸い黄色い魂がすぐ左にあった。

 黄色と白の菊でこちらの世界、丸い輪であの世とこの世の境、が現されて、先生の大好きだった南洋の花々も左右に飾られていた。極楽鳥花もたくさん。

 chosu-manmaが少し前に、描こうと思って一本円で買った極楽鳥花が、こんなに。

 ああ、水木サンあなたは、偉大なる人だった。ご遺骨の上には、「天皇陛下」と書かれた弔意の品が置かれていた。涙が出た。天皇陛下も、あなたのマンガを読んでおられたのだ、と思う。
 ココまでたどり着くまでに。1時間以上並んで、ジッと待ったがもっと遅く来れば良かった。日が暮れるのが早いので、午後2時から、というので3時に行列に並んだのだった。

 足が痛むかと思ったが、嬉しいことにはずっと立っていたのに疲れも無く、無事に帰還。

 水木サンを偲んで、彼の大好物だったホットケーキとコーシーを夫婦でファもリーレストランで味わった。残念ながら、昔ながらの喫茶店もなくホットケーキもメニューに無かった、たくさんの飾りののせられた、「パンケーキ」だったが。