さいたまスーパーアリーナで涙

 生まれて初めて、さいたまスーパーアリーナへ行き、親戚の子マーチンが出場するマーチングバンド全国大会を見た。

 高校3年生最後の出場なので、行こう、と思い立ったら既に自由席が完売!!ということで、ネットでほぼ2倍の金額で入手。

 20日日曜日、第二日目の高校生と一般の部の大会を、午後から観覧。

 左膝が痛むので、杖を突いて丹下段平のような気持ちで、「立つんだ竜子(仮名)おお」と心の中で叫びながら、向かった。

 観客席は、満員というほどでもなく応援する団体が終わると席を立つ人たちも多いので、当日券をもっとゆっくり販売してほしかった。くそーー。

 まあいいや。

 7400円で手に入れたチケットは、7万円以上にも値するほど。
 どの団体も、この大会の晴れ舞台で精一杯の演奏と演技をしていたからだ。初めて見るマーチング。

 ただ吹奏楽の演奏と行進ではなく、華やかなダンスや旗振りと骨のような形のバトンの投げ下ろし、など、意匠を凝らしたまるでショーなのだった。

 高校生、一般の部に幼稚園の子達も発表があり、本当にどのような厳しい訓練をつんできたのか、と感心した。

 お目当ての竜ちゃんが出る前から、感涙に咽ぶchosu-manma。

 声を枯らして、準備の時と演奏終了後に声援を送った。ブルーレイ1万、DVD8200円とやけに高くて、予約を受け付けていたが買えなかった。

 張り切って望遠のカメラを持参したが、撮影は禁止とのこと。残念。