年末年始の風景

 昨年末、大山詣でに行った時、夫が撮影しました。

 大山から望む、富士山と湘南の海。そして、人に馴れているかのような、まなざしを向けてじっとしていた日本鹿。


 美しい日本晴れの元、下社前の茶店で私は頂上を目指して登って行った夫が戻るまで、3時間待っていた。
 私は体力に自信がなく、靴も山登り用を履いてこなかったので。
 
 ちびりちびりと、小さなこんにゃくを齧りながら。

 お店の人は親切にも、「お茶だけでも飲んで行け、何時間でもコタツに入って待っていれば良い」、と言ってくれたが、さすがに只では悪いと思って、おでんを注文したのだ。

 しかし、ちくわ、卵、大根などが出てくるかと思ったら、ちびたこんにゃくだけが不等辺三角形のかたちで串に刺さって4切れ出てきて、これには魂消てがっくりした。最長の辺でも10cmもないくらいだった。

 味は、だしが滲みていてまあまあだったが・・・。

 観光案内の雑誌二冊とお店の私的なポケットアルバムも、無言でどさりと卓に置いて、見せてくれた。

 安倍ッち(安倍普三氏)と秋川 雅史氏もここを訪れたらしい。