慌てて団子

 12月4日。寒い寒い日、chosu-pampaは、休みの日は必ずラッパのお稽古に丘の上へ行く。

 待っているchosu-manmaは、甘党の彼のために小豆を煮て、ぜんざいを作っていた。

 小麦粉で、ぼち(すいとん)を作って、もちの代わりにしようと捜すと、あらま、ほんの少ししか残っていなかった。そこで、以前から置いてあった、団子粉でお団子を急遽作ることにした。

 200gの粉に、180ccのぬるま湯を入れて、ねっとりとするまで混ぜてから、25分蒸し器で蒸して。

 後5分のところで、chosu-pampaが帰宅。慌てて、すりこ木で搗いてお餅状にしたものを、小さく丸めた。chosuにも手伝わせて。

 ふう、ぜんざいに浮かべて食べると、これはうまい!!もちのような味がする。と喜ぶchosu-manma。
 しかし、pampaは、
「焼いたほうが、うまい」、とそっけないのだった。