友人の娘の離婚

 chosu-manmaより7年も早くに結婚。2人の娘順風満帆。大嬉しのばばちゃん生活だと思っていた故郷の友人が、久しぶりに手紙をくれた。

 なんと、上の娘が離婚し子ども達と一緒に出戻ってきたとある。二人の子供のうち4才の子は保育園に行くが2才前の子の世話で大変だ。この子らの行く末が不安でならない、とある。

 本当に驚いた。

 chosu-manmaと真逆な友。常に控えめで受身受身で生きていた。成績優秀だったが人付き合いが苦手。電柱に隠れるように生きていた人。

 高校一番の成績で銀行に就職したが、職場に馴染めず、お見合いして寿退職し20才で結婚。
 年上の優しそうな夫とふたり、ローンを終えた建売の家で、幸せな毎日を過ごしているとばかり思っていたのに。

 幼児ふたりがかわいい盛りの、一番妻を助けなければならない時期に、妻子との別れを選ぶとは・・・。その娘婿は、なんちゅうやっちゃ!と思う。だが、彼の側にもどうしても別れたい理由があったのだろう。

 彼女の娘さんは離婚を選んだことで、結婚生活を続けるよりずっと幸せに暮らせると判断したのだろうか。

 どんな情況になっても、結局は一日一日を、大切に生きていくことしかできない。

 「私たちは、今を生きることしか出来ないのだから、将来を憂れうことはないさ。」と書いて送った。