アゲハの幼虫が脱皮して蛹になり、そして蝶に変化する。今見えている姿は、刻々と変化する一瞬の容(かたち)に過ぎない。
それにしても、この変化に舌を巻く。
8月6日 前蛹
すべすべの黄緑色のボディ
7日 まるで木の枝のように木目が出現
多分クロアゲハだろう。ナミアゲハの蛹より、1.5倍大きい。
手前にあるのは、chosu-manmaが羽化の時を見逃したクロアゲハの蛹の殻。とナミアゲハのそれ。
ベランダの、壁の下の方に植木鉢から隠れる空間。アゲハが好む蛹場。ここを選ぶものは、エリートのようだ。ほぼ全員が無事に羽化できる。
観測者がいなくても、彼らは飛び立つ。生きている。