60年前の赤ちゃん取り違え
既に亡くなった金持ち側の両親は、死ぬまで自分たちに似ていない長男をわが息子と信じて、育て慈しんできたのだろう。
また、貧乏側に育てられた4男も、貧しいながら母は自分を愛して育ててくれた他の兄弟も優しかったという。
後のニュースで、金持ち側の遺産相続問題もこの事案の前に既に、弟たちによって裁判が起されていたと知った。
自分の親が他人だった。しかし、それを知らず多くの遺産を譲り受けた金持ち側の長男氏も気の毒だ。DNA鑑定の結果に、大変な衝撃を受けたという。
彼が望んで、他家に育てられたわけではない。
なんとか、うまく互いの苦しみを癒せる解決方法はないものか。