eの反乱

 いつも、おとなしくて謙虚なeさんに、「被災地に住む級友が、〇日にテレビに出ると知らせてくれたよ」、とメールをすると・・・「見なさい」とは決して書いてないのに、その事実をただ、単純に知らせただけなのに、・・・「余裕がない、カウンセリングの本と、ユーミンのCDを聴くから忙しい。」と返信。

 見たくない、見ない、とは言いたくないのか、見たいけれど自分の健康の方が大切、他人に関心が持てぬということなのか?

 見るかどうかは、彼女の自由だ。だが、親しかったわけではないが、大変な境遇の中で、日常を生きている知人の姿を、私はテレビを通してでも見たいと思ったので、eさんもきっとそうに違いない、と思ってしまった。

 被災地の人の暮らしに、関心のない人も多いのだと、あらためて思う。

 それにしてもびっくり。彼女は高血圧でもあり、甲状腺機能や脳血管にも異常が見つかったと言う。うつの治療も受けていたとか。精神的に不安定なのかもしれないが・・・ひとりも友人とてなく、・・・chosu-manmaは、eから遠く離れて住んでいるが、体調を崩したと聴けば、その都度、いつも彼女を励ましてきたつもりだった。

 「どうか、人生を楽しんでほしい」と応援してきたのに。それが迷惑だったかもしれない。「楽しむ余裕はない」「大変な事態にいる」と。
  もう、メールも手紙も年賀状も、こちらから愛を送るのは止めよう。

 人が良過ぎるchosu-manma。あほらしくなった。

 夫子のその話をすると、正常じゃないから気にしてはいけない、と夫。ちょスは、「あおり」だ。と言う。無意識に、相手を傷つけていても、自分は常に被害者意識でいるのか・・・。
 それとも、一過性のものなのか。・・・・