30日 すうちゃんと映画

 一昨日「午後2時に、映画館のある町の駅の花屋さんの前で。」とchosu-manmaが言ったら、花屋がどこにあるか知らないとすうちゃん。では、切符売り場の前で、と言ったのに。
 ・・・・昨日、すうちゃんは、10分前に「今花屋の前で待っています」とメール。
 chosu-manmaは、5分前に着く電車に乗ろうとして、わざと一本遅らせて、まだchosu-manmaタウンの駅にいた。

 映画はとても良い席、通路後ろ真ん中の真ん中をインターネットで取ってあったので、悠々と座りのびのび楽しめた。レディースデイだからか、女性客が、9割以上7割の入り。

 映画を見終えて後、すうちゃんが、コーヒーとワッフルをおごってくれた。また、遅ればせながら、chosu-manmaに誕生日プレゼントをくれた。

 すうちゃんは未亡人で無職。2人の子がアルバイトをしてはいるが、家に給料を入れていない。末の子は、高一になったばかり・・・すうちゃんの義理堅さは良いことだが、ちょっぴり切ない。
 丈夫で、誠実でどんな仕事でもてきぱき出来る能力がある、すうちゃん。何故か、前の会社をくびになってから、介護士の資格も取っているのに、働こうとしない。歩いてばかりいる。

 そういえば、綺麗になって再会をと約束したから・・・精一杯自分の持っている服の中から選び、コーディネートを考えてお洒落して、アイメイクも頬紅も奮発して買って、たっぷり塗って出かけたchosu-manmaだった。・・・すうちゃんは「スカートがはきたいから、どこかへ行こう」と確かに言った。
 「じゃあ、映画はどう?」と決めた30日だったのに。・・・スカートはいてないやんけ!!
 
 3kgやせたよ、とぴっちぴちのジーパンを履いていた。が灰色と白の縦縞の綿シャツとラフな格好。
 まるでピエロの、chosu-manma。

 chosuは、「すうちゃんのことは、信用するな」と言う。

 いいんだ。おしゃれは楽しい。

 すうちゃんと別れてから、もらった原稿料で、サンダルと靴、インソールなどを買って帰った。