フィリッピーナに興奮

 20日、夫の元同僚の結婚式と披露宴へ
 chosu-manmaは、髪が白髪交じりで、超薄くなっており、顔は深いの浅いの長いの短いの、様々なしわだらけ。なんと醜く老いたことか。
 10kgは、痩せて着物を着たいなどと2ヶ月前から、減量していたが、たった、1kg減だけ・・・あかなんだーーー。
 13年前に買った紫がかったピンクのスーツを着る。一張羅だ。
 足が痛くなるので、パンプスは止めて、夫と揃いのヤコフォーム靴で。夫には、5年前、NHK放送学園高校卒業時に買ったイタリア生地の細かい、チェック地のスーツを着せて。

 二人でおめかしして、フォーマルな場に出るのはなんだか、心が弾む。

 カトリック教会に着くと、夫の元後輩が、今では課長なっていて今日の仲人役。
 彼は美人妻と、元気そうな3人の息子たちを率いていた。奥さんはしっかり者だ。chosu-manmaと同じく、今の時期にはもう暑いのに、子どもの入学・卒業式用のスーツ。この日のための、新しい服を買わなかったんだ。
 彼女は、白い小さい貝の首飾りをしていた。本真珠の首飾りをつけていたchosu-manmaは、そこだけは「勝った」と思った。

 彼女の夫の年収はchosu家の倍以上だろうし、社会的地位も上。子どもを3人も産み、きちんと育てていることも、すごい。一戸建ての家も車も持ち・・・
 ああ、負け組代表のわが家。

 カトリック教会での結婚式は、初めて見た。
 なんだか、やけにお水っぽい胸もあらわな、身体にぴったりの派手な、ドレスを着て、盛った髪型の比国人出席者が多い。確か、教会はおしとやかな服装で行く場所だったと思っていたが。こどもも、着飾り日比のダブルの子達だろう。皆、可愛らしい。
 アジア系外国人の小さな神父さまが、たどたどしい日本語で「〇〇です」を「れす」と言うので厳かななかに、笑ってしまいそうで苦しかった。

 その後の、披露宴には、度肝を抜かれた。

 フィリッピン人の奥さんの仲間が全員集合!!

 ショーパブを貸切で。3次会ののりだ。
 爆音で比国人たちがカラオケを歌い、踊った。二人をほめたたえる言葉も、挨拶も花束贈呈もない。
 chosu-manmaも、一曲だけ日本人代表で踊った。めちゃめちゃな、飛雄馬踊りだ。沖縄出身の新夫のため、ただひとり出席した姉さんも引っ張り出して。

 日本人客は、途中で続々と帰って行った。まだ、宴もたけなわだが。

 咽喉が痛い。狭い室内で換気がされないのに、タバコがあちこちで吸われて、もうもうで苦しかった。

 ご祝儀を、二人分1万円ずつ2万円払ったが、・・・おつまみだけのご馳走は、早い者勝ちのバイキング。取りに行くのをためらって、並んでいる人が引くのを待って、のろのろしていたら、跡形も無くなくなってしまった。 
 引き出物は、豪華だった。二人の名入りの黄蝶標本の置物。ニューヨークチーズケーキは、とても美味。