馬頭琴とホーミーを聴く

 12日 快晴暑い
 午前中外国語学習で、何度も当てられて間違えて恥ずかしかった・・・でも、先生は、間違いを正すことでより効果的に、印象づけて教えようとしているのかもしれない。正解ばかりで授業が進むと、初心者は却って記憶できなくなる。まあいいや。

 捲土重来を期す。

 午後、chosu&chosu-pampaを待つ。
 モンゴル映画と馬頭琴の演奏会を見るためだ。重々chosuに、早起きして
chosu-pampaと、来るようにといっておいたのに。
 彼が起きるのを11時半まで、待っていたというchosu-pampa。ひとりで1時過ぎやっとやって来た。がっくり。
 『スーホーの白い馬』をchosuが、小2の時習って以来、いつか馬頭琴の調べを聴いて見たいと思ってきた。とうとうそのときが来たというのに。

 夫と慌ててランチを済ませ、2時3分前会場へ。
 映画を見て、演奏会を堪能した。

 馬頭琴の音色も素晴らしいが、ホーミーの不思議な音色に驚いた。
 ホーミーは「滝の流れ」「草原を吹く風」の音を表そうとして出来たものだという。そして、遠くにいる家畜を呼び戻すこともできるという。

 らくだの親から、はぐれた子らくだが親の元へ帰る歌、チンギスハンを讃える歌、馬を賛美する歌・・・どれも素晴らしかった。

 演奏者に握手してもらい、『モンゴルの音色』というCDを買う。

 カフェで一服して帰る。
 ふたりでくつろいでいたら、救急車が隣のスーパーに止まった。人だかりがしていた。大分してからばあさんが、中から頭に包帯を巻いて歩いて出てきた。
 坂になっている入り口で転倒したらしい。
 店長らしき人が、血だまりを掃除していた。まだ、閉店時間まで稼がねばならいんだな。

 11日 雨
 ついに、胃カメラの日
 10時予約が11時。やっとchosu-manmaの番が来た。
 麻酔をしても、やはり・・・苦しい。「うううげーー」と何度も、のどがチューブに反射して胃液を吐いた。「ポリープがありますが、心配ない程度でしょう・・・・」など若い検査技師。介護の看護師のおばさんも、優しくしてくれたが・・・ああ辛かった。

 バス停まで、時間に遅れてはならじと早歩きして、ピキーーン。ぎっくり腰状態に。痛む腰をかばってやっとの思いで病院に辿り着いた。だが1時間も、予約時間から余裕があったのだ。まいった。

 10日 くもり
 水彩画教室で、風景画を未だ仕上げられなかったので、ひとり丘の上へ行き、デジカメで撮影後、自宅で続きを描く。
 chosuは、だめだめというが・・・
なんでもやってみなければ、描いて見なければ。上達はない。

 桜の赤い葉を拾って来た。小さい葉書大のスケッチブックに描こうとしたら、何故か見当たらず。

 9日 快晴
 新宿の柳沢ショールームへ。
 テナーサキソホンを試吹させてくれるというので、chosu-pampaの付き添いで行く。
 なかなか、親切な応対で好感がもてた。ヤマハではなくこちらのを買うことに決めた、chosu-pampa。
 彼以外は、皆、修理調音の客ばかり。若者ふたりと女性、禿げのおじさん。サキソフォン吹きが、こんなにいるのだ。
 ひょろりとした、青年がものすごく大きなバスサックスを吹くので驚いた。ケースに入れるとますます重そうだ。
 音大のオーケストラで吹いている。10年やっているとのこと。

 はてさて、53才のchosu-pampa、サキソフォン吹きになれるかな。飽きないで続けられるかな。30万円もするラッパ。

 8日 晴れ
 水彩画の風景画をしあげようと、丘の上の公園で描く。
 すると、「良い趣味ですね」と見知らぬ紳士が声をかけてきた。
 だが、彼は自分も写真を趣味にしている。コンテストで入賞し、3000円もらったこともある、などと語った、自分の父親が銀行マンの傍ら、写真や、油絵で色々な受賞れきがあること、早世したことなども話すのだった。彼は、また「短歌」も愛好しており、昔の作の下の句のみ憶えていると言う。
 なかなか楽しい会話だった。